心の病気について

”こころ”の病気は、『脳』と『からだ』と
密接な関係でつながっています

こころの病気は、目に見えたり、からだに触れたりしてわかることは少ないかもしれません。そのため、周囲に理解されにくいことがあります。また、本人も病気であるという自覚がもてないことも多く、発病が気づきにくいことがあります。

さまざまな理由やストレスから、ご自分のからだやこころのどこかがうまくいかないことがあるかもしれません。気持ちが不安定、しんどい、調子が悪いなどご自分のSOSサインを感じとったら、まずは休養を取りましょう。それでも、なかなかよくならない場合は、家族や周りの人、専門医の助けをかりることが大切になってきます。

主な病気・症状のサインの一例

  • 認知症のサイン

    初期の症状としては、『もの忘れが気になる』、『普段やってきたことにミスが増えた』、『何となく意欲が出ない』他、このような兆候やサインが現れます。

    ご家族も『何かおかしい』という印象をもたれることが多いです。できるだけ早めに発見し、医療機関とつながることで、予防や症状の改善に結びつきます。

  • 統合失調症のサイン

    『こころや考えがまとまりにくい』、『周りの人には聞こえない声が聞こえる』、『実際にはない被害を訴える』、『独り言を言っている』、『一人でいることが多くなった』他、このように統合失調症は脳のさまざまな働きをまとめることが難しくなる病気です。治療は継続的に続けていく必要があります。

  • 気分障害、適応障害、睡眠障害のサイン

    『気分が憂うつ』、『不安が強い』、『イライラする』、『意欲が出ない』、『なかなか眠れない』、『考え方や行動が急に変化した』他、このような気分の浮き沈みや、普段の生活スタイルが自分でコントロールできなくなることがあります。

    このような兆候やサインが続く場合は、早めに医療機関を受診し、ご相談や治療を始めることが大切になっていきます。

  • 知的障害、発達障害のサイン

    『学校や仕事についていけない』、『一人で日常生活を送ることが難しい』、『人間関係がうまくいかない』、『失敗ばかりしてしまう』、『気をつけているのに改善しない』他、生まれつきみられる脳の働き方の違いや凸凹により、能力や行動、情緒面に特徴がある方々です。

    早期に発見し、正しく診断されることで、ご本人やご家族、周囲の人がその特性に応じた日常生活、学校や職場での過ごし方を工夫することができるようになってきます。

早期対応 地域とつながる医療を目指します

村上はまなす病院は、皆さまに心穏やかに過ごして頂けるための医療機関を目指し、日々努力しています。

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